『ギターコードは押さえられるようになったけどコードチェンジができないよ』
という方のために、今回はコードチェンジのコツを紹介します
スムーズにコードチェンジするのって結構難しいですよね
結局のところ、練習しまくって手に覚えさせるしかないんですが、いくつかポイントがあります
今日は、そのコツを覚えて効率よく練習しちゃいましょう
コードチェンジのポイント
みなさんコードは、もう押さえられますか?
もし『まだ上手くできないよ」という人がいても大丈夫です
コードを覚えながら、コードチェンジも一緒に練習したほうが効率がいいので
早めにコードチェンジの練習もしちゃいましょう
まずはポイントがあります
- コードを押さえたら、次に押さえるコードをイメージする
- コードチェンジで動かす指は最小限にする
- コードフォームを崩さない
次のコードをイメージする
例えば
C-Am-F-G
というコード進行があります
始めにCを弾きますね、その時点でAmのコードフォームをイメージし
指版を見て、どこを押さえるのか確認します
Cを弾きながら、頭ではAmを考えている感じですね
次のAmからFへのコードチェンジも同じです
CからAmにコードチェンジをしたら、Amを押さえながらFをイメージします
基本的にはこの繰り返しですね
次に押さえるコードを考えながら弾くようにしましょう
動かす指は最小限にする
CーAm
このコード進行でコードチェンジをする場合ですね
まずコードフォームを確認しましょう
どの指で押さえるか、ということに注目してください
Cのコードフォームです

次にAmのコードフォームです

わかりますか?
CからAmにコードチェンジする場合
動かす指は「薬指」だけなんですね
それ以外の指は、押さえたままにしたほうが無駄な動きが無くなりますよね
すべてのコードで出来るわけじゃありませんが
基本的に弦から離す必要のない指は押さえたままにする
ということを覚えておきましょう
コードフォームを崩さない
コードは
Am-E
を使います
Amのコードフォームを見てみましょう

次にEですね

気づきましたか?
コードを押さえている弦こそ違いますが、使っている指は同じです
Amのコードフォームのまま、押さえる弦を上に(写真では下)ずらせばEですね
コードを押さえている手の形を崩さずにコードチェンジできますので
バタバタ指を動かさずに済みます
次は
B♭mーF#
のコードチェンジを見てみます
B♭m(画像の表記はA#mですが、押さえる場所は同じです)
人差し指は、6弦のミュート(不要な音を消す)もかねて6弦に触れておきます
そうすることにより、次のコードにも少しずらすだけで押さえられます
難しければ6弦も押さえちゃって大丈夫です

F

これも手の形、コードフォームは同じです
押さえている弦を変えているだけですね
このようにフォームが似ている場合は、手の形を崩さずに押さえることにより
動きを最小限にできますし、素早いコードチェンジが可能です
最初のうちは、手の形を維持するのが難しいかもしれませんが
慣れてくれば自然とできますので、意識して練習してみてください
練習方法
初めのうちは、ひとつのコードにつき1回のストローク(右手で弦を弾くこと)で大丈夫です
押えている指のほうに集中しましょう
例えばこのコード進行だったら
C-AmーF-G
まず、Cを1回ジャーンと弾きます
そしたら曲の進行上では、まだCだったとしてもAmにコードチェンジをする準備をします
1小節に1回コードチェンジをするとして、2拍弾いたら次のコードを押さえ始めます
そして、Amを弾く小節の頭にジャーンと弾きます
テンポを下げて練習するのも良いですよ
あとは、コードチェンジの間隔を短くしていきスムーズにできるように練習します
好きな曲で練習する
ここまでコードチェンジのコツを紹介してきましたが
これを意識しながら、みなさんの好きな曲で練習してください
自分の好きな曲で練習したほうが、モチベーションが上がりますので
上達するのが、きっと速くなるはずです
選んだ曲によっては、難しいコードばかり使っている可能性があるので
慣れるまでは、コードが簡単な曲が良いですね
まとめ
今回、紹介したコツを意識しながら練習をすれば、きっと上達が速くなります
いろんなコード、押さえ方があるので難しいですよね
このコードチェンジさえ、スムーズにできるようになれば
演奏できる曲の幅も広がりますし、コード譜をパッと見ただけで弾けるようになります
ここまでくればギターの演奏が、すごく楽しくなってくるので
諦めずにギターの練習をがんばってください
なんだかんだ、最終的にものをいうのは練習量です
まとまった時間を作れないのであれば、毎日少しでいいので
ギターに触れる時間を作りましょう
私も応援しますので、わからないことがあれば、なんでも聞いてください
これからも、みなさんのギターが上達するための情報を発信していきます。
少しでも力になれたら幸いです。
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それでは、また次の記事で会いましょう。
良いギターライフを送って下さいね~


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